丸福の看板商品『瓶詰めコーヒー』誕生の背景
丸福の看板商品と言えば、何と言ってもこの『瓶詰めコーヒー』ではないでしょうか。この小さな瓶の中には、創業当時から受け継がれる職人の拘りが詰まっています。
豆選びや焙煎方法、抽出の技術など、一杯の美味しいコーヒーへの拘りは、来る日も来る日も創業者が研究と鍛錬を重ねた結果辿り着いたもの。『一子相伝』『門外不出』などという言葉は少し大袈裟かもしれませんが、 創業者の情熱は、 今の職人たちにも脈々と受け継がれています。
昭和の時代はあくまで地元で愛される喫茶店として営業を続け、独自の技法と味を外に出すことに対してはあまり前向きではありませんでした。
ところが平成に入り、丸福のコーヒーをご家庭でも楽しみたいというお客様からのご要望や、ギフトとして贈りたいというご意見も多くいただいたことで、時代のニーズに合わせて試行錯誤の末に誕生したのがこの瓶詰めコーヒーでした。
お店でお出ししているコーヒーと全く同じように、職人が一杯一杯丁寧に抽出したものをそのまま閉じ込め、ホット用はお鍋で温めるだけ、アイス用は氷をたっぷり入れたグラスに注ぐだけで、丸福の濃厚な味がご家庭で楽しめます。
ちなみにこの瓶は昭和初期のソース瓶を復刻させたもので、当時のレトロな雰囲気を現代に受け継いでいます。
今ではお中元やお歳暮、母の日や父の日など、様々なギフトに重宝される『ちょっと贅沢なコーヒー』として、多くのお客様からご支持頂いています。